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2012 座長のお言葉

~座長日記 ☆公演を終えて その1?☆~

このブログは、本来、稽古の様子などを書くことになっているようですが、「まあさん」から「『現地死守』を終えての感想を」と頼まれましたので、「現地死守」雑感ということで書かせていただきます。

まずはお礼から。
公演にあたって参加協力してくれた仲間の皆さん、そして、いろんな条件の悪い中、わざわざ観に来て下さった皆さん、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。

さて、何から話したらいいかな?
ともかく公演が終わり、まず思ったのは、「疲れたぁー」ってことかな。
身体の疲れも感じましたが、頭がボーっとした感じで、元に戻るのに思ったより日にちがかかりました。
やっぱり年なのかな?
次に思ったのは、「空しいー」ってこと。
これは舞台という生(なま)もの(今はライブと言った方がいいのかな?)の特色のひとつだと思いますが、今回あらためて感じた次第。
何カ月もかけて、たくさんの仲間と一緒になって一生懸命創り上げたものが2回の公演で跡形もなく消えてしまう・・・。
DVDに残すことができるではないですかという人もいるかもしれませんが、DVDとして記録に残ったとしても、舞台の芝居はやっぱり生(なま)でしか伝わらないものがあるのではないかな。
役者の息遣い、舞台美術の立体感、照明の色彩感や舞台が醸し出す雰囲気などは、DVDでは絶対伝わらないじゃないかな。
でも、舞台はあっけなく終り、そして、一気に過去の彼方に消え去り、数日後には、もうずっと前に終わった感じで遠い存在になってしまう。
記憶があまりにも早く薄れ、自分自身びっくりです。
でも、これも単なる健忘症なのかな?

今回は特に舞台のライブ感覚を特に大事にしたいと思って、ステージオンステージという手法を使いました。
また、お客さんの目線をできるだけ舞台の役者と同じ高さにしたいと思って、客席を低い階段席としました。
そうしたことで、舞台と観客の一体感や舞台の臨場感をより体感してもらおうと思ったのですが、実際はどうだったのだろう?
こんなやり方は採算が合わないので、現実的ではないだろうけど、
「こんなやり方もあるのか。」
と、芝居の可能性やおもしろさを感じてもらえる機会になればいいなあと思っていました。
言い方はおかしいかもしれませんが、日頃観ている芝居以上に、生(なま)の舞台に立ち会った特権をより体感してほしいと思っていました。

生(なま)の舞台の話だけで、話が長くなってしまいました(生半可でもありますが)。
またあらためて「現地死守」について書かせていただきたいと思います。
今日のところは、ひとまずこんなところで。

小幡

と、いうわけで、座長日記でした。
が、19日の日記は、誰が書いてくれるんだろう???
座長、その2を書くか、19日の日記を誰かに依頼するか。
よろしくお願いします。by管理人。(直接言えばいいのか・・・)
by tonamisubaru | 2012-01-17 00:12 | 休日

富山県砺波市のアマチュア劇団日記です。


by tonamisubaru